STORY
売れないフリーのルポライター、犬上征爾(いぬがみせいじ)の元にある夜電話がかかってくる。 電話の主は、ニューアイランドシティで『何か』が起こるから取材をと依頼、渋る犬上を脅迫し、取材を承諾させる。
電話の主の脅迫材料は、犬上の過去。――15年前、駆け出しのライターだった彼は特ダネを求めてカルト教団『エクレシア』に潜入した。そこで彼は、想像を絶する事態を目の当たりにする。当時の彼にできたのは、教団に囚われていた一人の少女を救出し、なんとか脱出することだけだった。
ニューアイランドシティに向かった犬上は、旧知の間柄である刑事、三枝草・パトリシア・薫と偶然再会する。彼女は、近年多発している連続失踪事件の潜入捜査のため、NIUに向かうところだった。和やか(?)に談笑している彼らの耳に届く、いくつもの悲鳴。見ると、どこから湧き上がったのか、見たことも無い黒い霧が全てを覆い尽くすように広がっていた。周囲の人間を飲み込みながら迫る、黒い霧。
黒い霧はいったい何なのか?そして、二人は霧から逃げることが出来るのか?
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