TENEBRAE 連載コラム
COLUMN

『シナリオ担当I川のホラーよもやま話』 Vol.1
“恐怖”ってなに?

お初にお目にかかります。
TENEBRAEのシナリオを担当しました、I川と申します。

この度、当ブログのスペースをお借りしてコラムを掲載させて戴くことになりました。
いやいや、決して制作のフムフムさんに鬼のような形相で、『なんか書けやゴルァ!!』
……とか、言われたわけじゃないですよ?

このコラムでは、サスペンスホラーノベル『TENEBRAE』にちなんで、
ホラーゲームや映画など、私の趣味全開な……もとい、ホラーに関するよもやま話や
ちょっとした雑学など、お話ししていきたいと思っております。
もちろん、『TENEBRAE』の見どころや制作の裏話なども、折に触れ、紹介して参りますのでお楽しみに。
お目汚しとは思いますが、お時間と興味がございましたら、ご一読頂けましたら望外の喜びであります。
いやいや、決して制作のフムフムさんから無言電話百回とか、そんなことは(以下検閲済み

……閑話休題(それはさておき)。
さて、記念すべき第1回目は『恐怖ってなんだろう?』、というお話。
え? いくらなんでも風呂敷広げ過ぎじゃないか?
まあ、ホラーにまつわる話をしていこう、ってことですから、まずは基本を抑えるのも良いのではないかなあ、 と思ったわけでして。

怖いものと聞かれて、皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか?
それこそ、『地震雷火事親父』に始まりまんじゅうに至るまで、人それぞれ、様々なものがあるのではないでしょうか?
『恐怖症』、なんてものもありますね。
ちなみに私の場合は高所恐怖症と先端恐怖症の気があったりしますが……まあ、それはどうでもいいことですね。

いろいろ調べてみますと、『恐怖』には主に2つの原因からなっていることが見えてきます。
ひとつは『身体的恐怖』、そしてもうひとつは『心理的恐怖』。

『身体的恐怖』とは、文字通り、身の危険に関わる恐怖感ですね。
転びそうになった時、高いところから落ちそうになった時、危うく自動車事故に遭いそうになった時……。
日常的に体感することの多い、とても身近で分かりやすい感覚です。
対して『心理的恐怖』というのは、例えば道に迷ってしまった時や、誰かに怒られるかもしれないと行った時に感じる、 心の中にある原因から生じてくる恐怖感のことです。これも、誰でも経験したことのあるものですね。

そう言われてみると、『恐怖』というものはとても理解しやすい感情のように思えます。
しかし……果たしてそれだけで、『恐怖』を説明しうると、皆さんは思われるでしょうか?
『恐怖』とは、それほど理解しやすく、明快な感情なのでしょうか?
皆さんも感じたことがあるのではないでしょうか?
表現しようのない、奥底の知れぬ、名状しがたい恐怖感を。
闇の奥底から語りかけてくるかのような、心胆を寒からしめるような、恐怖感を……。

そう、そこには単純に身体や心理的に割り切れない、より根源的な恐怖があるのかもしれません。
果たして、その原因とは一体なんなのか……?
次回は、大胆にもこの『根源的恐怖』について、大胆な仮説を立ててみたいと思います。
題して、『恐怖の根源……”意味の喪失”について』。
果たして”意味の喪失”とは何か? なぜそれが”根源的恐怖”につながるのか……?
それは次回のお楽しみ……ということで、乞うご期待!!

え? そんな大風呂敷広げて大丈夫かって?
まあ、大丈夫ですよ……多分、きっと(自爆

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