ストーリー

最近、姉貴やクラスメートの仁科茉莉との距離が妙に近い。
『宮岸行人』がそう感じるようになったのも、
事故で左腕を失った後、妙な感覚に襲われるようになってからだ。

あるハズのない腕がそこにある感覚。『幻肢』と呼ばれるモノらしい。

不思議な事ことにその腕は、感覚でありながら動かす事が出来る。
が、他人に触ることは当然出来ない。
そんな矢先、彼は上級生に呼び出される。

「あなたの幻肢は、人の心をおかしくさせる力を持つかもしれない」
久世幸花の口から告げられたその言葉は、その後の彼の運命を動かすには十分な忠告だった。

羽佐間市で名家として知られる久世家。その久世家には古くから担ってきた役目がある。
この地に現れるフェイズDと人間との調停役。
代々『送り手』と呼ばれるその役目を継承してきた。
人知れず、人に害為すフェイズDから人々を守ってきた。

久世幸花はその末裔にあたる。


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