いっしょにいるの!

深窓の令嬢にして、中庭で出会った後輩。 本来なら私立のお嬢様学校へ行くべきだと言われていたのだが、普通の生活がしたくて公立校へと進学した。 そのため、あまり世間擦れしておらず、一般的な生活感覚とのズレが見られる。 本人は庶民感覚を吸収したつもりだが、やっぱりどことなくふわふわしている感じがあり、周囲はそれでもいいと思っている。 麦わら帽子がお気に入りで、それだけで何十種類も持っている。 クリスマスパーティーも終わり、雪が深々と降る冬の夜。 皆帰ってしまって、残っているのは自分と、パーティーの準備を手伝ってくれた先輩(主人公)。 静かな部屋で聞こえるのは、隣でうたた寝している先輩の寝息と、その先輩に話かける彼女の声だけ。 その表情は嬉しそうで、切なそうで、何故か強い決意を見せていた。